外壁の塗り替えで形成された塗膜は、紫外線・雨風などの自然環境が発生させる
ダメージを、外壁が直接受けないように防いでくれています。
外壁を塗り替えるということは、あなたの大切な建物を守ることと同じことだと言えます。
工場・倉庫で外壁塗装が必要な理由
建造物の保護
工場・倉庫の外壁塗装を行うことは、大切な資産を守るということです。
外壁塗装によって形成された塗膜(塗装して乾燥した塗料の数mmの膜)は、建物を紫外線・雨風・ホコリなどのダメージから防いでくれます。
ただ、塗膜は年月が経つに連れて徐々に剥がれていき薄くなります。
そうすると今まで塗膜が防いでくれていた環境ダメージを直接建物が受けることになり、建物の劣化が早まり、建物の寿命が短くなってしまいます。大切な資産価値が無くなってしまうということになるのです。劣化していくことを止めることはできませんが、劣化の速度を遅らせることで一定の価値を維持することは可能です。経営戦略の一つとしても真剣に考えるべきことなのです。
環境改善で経費削減、作業効率化
工場・倉庫内の温度は外壁によるところも大きく、目的に合った外壁塗装を行うことで大きく環境改善を行うことができます。
遮熱の温度が暑すぎる・寒すぎるという状況を改善することで冷暖房費を抑えることができ、経費削減も可能です。また、仕事上閉め切って作業を行う場合や、業種によってはエアコンが使えない場合もあり、建物内の環境が過酷なケースも少なくありません。
建物の構造によるとろこもありますが、工場・倉庫の外壁塗装の効果(耐候性など)が切れて建物内の環境が悪化している場合もあります。
外壁塗装を行い、外壁に新しい塗膜が作られることで、建物外から受ける温度などを遮断でき、安定した環境での作業が可能になるかもしれません。その結果スタッフの集中力が維持しやすくなりミスが防げたり、効率化・作業スピードのアップも望めます。
信用度のアップ
工場・倉庫の外壁塗装においては、近隣住人や潜在顧客に与える印象を良くし、ブランディング戦略の一つとして利用できることも大きなメリットの一つです。
錆や塗膜の剥離等を放置していると、会社としての体質や仕事の仕方も疑われかねません。営業マンのスーツがヨレヨレだと何となく信用できないのと同様に、やはり見た目からくる信用度も大切です。結果としてトラブルを未然に防ぐことにつながるかもしれません。
時期や使用塗料等も、戦略的に検討していきましょう。
外壁塗装のタイミング
どのようなタイミングで外壁塗装を行うべきなのか…使用塗料によって差異はありますが、築10年前後が一つの目安となります。
下記のようなタイミングはほんの一例ですが、多角的に検討しご判断ください。
- ビジネス的な観点からの判断
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- 新しい機材を入れる前にキレイにしておきたい
- 新しい商談のためにキレイにしておきたい
- 会社のブランディング転換
- 経年劣化・美観保持の観点からの判断
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- 汚れが目立つようになったため
- 塗料の耐用年数に達したため
- 下記のような諸症状がみられたため
外壁の症例
- 塗装の剥離
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塗膜の密着不良により浮きや剥離が発生している場合、放置していると素材の保護機能が悪化します。長期間、紫外線などにさらされることで劣化が進みそれによる付着の低下や雨水などの水分が影響して発生します。
- クラック(ヒビ割れ)
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外壁のあらゆる箇所に生じるヒビ割れ・亀裂は見落としがちですが、放置しているとそこから雨水が入り、内部の腐食や基礎内部の鉄筋の錆びなどにつながってしまいます。基礎内部まで影響が出た場合、塗替えだけではなく大幅な補修工事が必要になる場合もあるため注意が必要です。
- 白亜化現象(チョーキング)
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長期間、熱・紫外線・雨・風にさらされることにより塗膜が分解して、表面が白い粉状になることがあります。壁に触れると、白い粉が付着するようになったら要注意。塗料の防水効果が悪化している証拠で、放置しているとクラックや反り返りの原因にもなります。